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技術情報 制御システム

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エコプランの
制御システム

工場の業務用エアコンや空調機の電力削減は、多くの企業にとって重要な課題なのではないでしょうか。株式会社エコプランがご提供する省エネ制御装置「EcoData BeONE」は、快適な室内環境を維持しながら消費電力・デマンドを削減できるシステムです。こちらでは「EcoData BeONE」の制御システムについてご案内します。

制御システムによる温度変化について

業務用エアコン・空調機・冷凍機などの消費電力を削減する、省エネ制御装置「EcoData BeONE」の制御システムについて紹介します。

制御による消費電力と温度変化

制御による消費電力と温度変化

某電子部品製造工場にて30分間の消費電力と温度の変化グラフです。左のグラフは非制御時、右が制御時のグラフです。どちらも室内温度は±1℃内で管理温度範囲内に入っております。一方、消費電力はBeONE制御により平均温度0.2℃上昇していますが、1.8kwの消費電力ダウンとなり、室内の快適性を維持したまま、省エネに貢献していることが分かります。

BeONE制御により平均温度0.2度上昇していますが1.8kwの省エネダウンです

EcoData BeONEによる室内温度変化イメージ図(快適温度の説明)
1 「EcoData BeONE」で制御した場合、送風状態になるため温度幅がふくらみますが、暑く感じるころに冷気が吹くため「ゆらぎ空調」となり、快適性を維持できます。
2 省エネ方法で推奨されている設定温度を上昇させると温度幅全体が上昇し、不快感が出てしまいます(最低温度上昇)。

BeONEによる室内温度変化イメージ図(快適温度の説明)

BeONEは室内の快適性と省エネを同時に実現!

圧縮機常時監視に
よる制御システム
圧縮機保護機能

空調機(圧縮機)が停止状態にあった(温度調節など)場合、再起動後の一定時間は圧縮機保護のために制御を行いません(通常は3~5分間の設定)。

例)温度調節による停止が10分間、15%制御、制御が作動しない保護時間を3分と設定した場合

H6タイトルが入ります

通常運転優先機能

制御対象のエアコンなどが長時間停止している場合、室内温度(環境)が変化していきます。この場合、室内温度が設定温度に早く到達できるよう、再起動後の一定時間は制御を行いません。設定温度に近付けてから、制御が作動するので安心です。

例)空調機が15分以上停止した場合に、通常運転優先を20分に設定した場合

通常運転優先機能

とくに冷凍機に関しては、霜取りが行われた場合、冷凍庫内の温度が上昇しますので、30分程度冷やしてから制御が作動するように設定しています。

例)冷凍機が30分以上停止した場合に、通常運転優先を30分に設定した場合

通常運転優先機能

単体の制御プログラム

デマンド計測時間の30分間を1時限とし、設定された制御率・制御回数で作動します。
※制御率は0%、10~50%、100%の設定が可能
※制御回数は1回もしくは2回

例)15%制御の場合、30分に1回・4分30秒間圧縮機を停止

単体の制御プログラム

例)20%制御の場合、30分に2回・3分ずつ圧縮機を停止

単体の制御プログラム

複数台の制御プログラム

同室内にエアコンなどが複数設置されている場合、空調機すべてを一度に制御せず順番にインターバルをとって制御することで、室内環境に無理がないようにしています。

複数台の制御プログラム

例)複数台の場合の制御(15%制御)

複数台の制御プログラム