そもそもインバータエアコンへの更新だけでで省エネになるの?デンソー本社での事例
そもそもインバータエアコンを導入するだけでエアコンの省エネになるでしょうか。
デンソー本社ではエアコンを最新のインバータに順次リニューアルされています。
そしてリニューアル直後、EcoDataBeONEを取り付けてさらに省エネを図られています。
しかもこのEcoDataBeONEは削減電力も見ることができどれだけ節電できたか省エネの証明ができます。
最近のインバータエアコンは10馬力の圧縮機容量が7.5kwであったものが5.1kwなど非常に容量が小さくなってきています。空調負荷が少なければインバータ機能を使ってさらに低速で稼働するようになっていて省エネ型エアコンになってきております。
ところがインバータエアコンを導入しデマンドが上がった工場もあるのです。
実は負荷の高い場所ではインバータエアコンは標準能力の1.5倍ぐらいの能力を発揮するからです。工場のスポットエアコンなど負荷が高いところではインバータエアコン導入=省エネになっていると思い込むと失敗する事例が起ってしまいます。負荷の高いところではエアコン本体の設定によりピークを上げない設定ができる物もありますので室内環境に合わせピークカットの設定調整工夫も必要となることを覚えておくと良いでしょう。
されにさらにEcoDataBeONEを室外機に取り付けて省エネ制御をさせることで、さらなる省エネを図り、その省エネ削減電力量をEcoDataBeONEが1台づつ個別に絶えずモニタリングしていますのでその省エネデータをダウンロードすることでEcoDataBeONE導入の効果もエアコンの稼働状況も把握できます。EcoDataBeONEを導入後ご担当者が省エネ効果をアピールもできますので社内での評価も得られるでしょうし、会社としても省エネ貢献度をアピールできる訳です。また節電効果による電気使用料金も浮きデマンドも下がりますので基本料金も下がり経費削減で会社にも社会にも貢献できるEcoDataBeONEはすごい商品です。ですからあの厳しいデンソー社に置いても800台以上も導入されさらに毎年追加導入されている訳です。